男性ホルモンとニキビの関係

ホルモンとは、体の中で作られ、それが体の特定部分に特定の働きを引き起こす物質のことです。
様々なホルモンのうち、男性ホルモンは主に睾丸で作られ、体の各部分で男らしい体や精神状態を作る働きをします。
例えば口ひげを生やしたり、筋肉質な体を作ったり、声変わりを促します。
また、精神的には性欲を高め、攻撃的な性格にしたりします。
頭皮の酵素と結びついて薄毛の原因を作る働きもあります。
それに対して、女性ホルモンは髪の毛を太くしたり、肌をキレイにしたりする働きがあります。
どちらのホルモンも、特定の性に限られるわけではなく、女性ホルモンは男性の体の中でも作られていますし、男性の体でも女性ホルモンを作っています。
それぞれのバランスによって人間の体は正常に機能しているのです。

 

さて、男性ホルモンの様々な役割のなかに、毛穴の中の皮脂線に働きかけて皮脂を作り出す働きがあります。
つまり、男性ホルモンが多くなれば、皮脂線からの分泌が増えます。
この男性ホルモンが急激に増えるのが思春期。急激に増えた男性ホルモンが第二次性徴を促して様々な面から大人の男の体にしていくのです。
このように思春期には男性ホルモンが多く作られるために、その年齢の男性は特に脂ぎって、ニキビに悩むことになるのです。

 

思春期に男性ホルモンが過剰になるのは、誰もが大人になるのですから、正常な成長のためには避けられません。
そしてそれに付随する脂ぎった肌もまた、避けられないのです。
逆に喜ばしいのは、思春期のニキビの原因がはっきりしてることです。
皮脂が毛穴の排出許容量を越えて分泌されるために、出られずに毛穴の中の毛包にたまってしまうのが原因です。
原因がわかりやすいので対処しやすいと言えますね。

 

これが、ニキビは「青春のシンボル」と言われるメカニズムです。

 

大人のニキビと男性ホルモン

 

自然に男性ホルモンが過剰になる思春期と比べて、大人の場合には日々の生活の乱れが、落ち着いたはずのホルモンバランスを乱すという背景があります。
例えば、日常生活のストレスがあったり仕事で悩むと、それと戦う精神状態を作るために男性ホルモンが多くなるのです。
大人の毛穴は思春期と比べて固くなっていたりもするので、ちょっとのホルモンバランスの乱れがニキビにつながります。

 

 

 

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