肌は1ヶ月で生まれ変わる

肌にちょっと傷がついても、治ると傷が見えなくなるのは、
傷ついた肌の表面が新しい細胞に生まれ変わるからです。

 

逆に、傷跡やニキビ跡が残るというのは、
生まれ変われない程に皮膚の深い部分が傷ついているためです。

 

では、この肌の生まれ変わりについて詳しくみてみましょう。

 

新しい肌の細胞は基底層という肌の深い部分で細胞分裂しながら生まれます。
これが次々に新しく生まれることで、下から押し上げられながら、
変化を続け、表皮に肌として出てくるのです。

 

肌表面まで出てくると最後に角質層と呼ばれる皮膚になり、表皮細胞としての一生を終えてアカやフケとして剥がれ落ちます。

 

若い人の健康な肌であれば、この周期が一ヶ月ほど。
また、年齢に応じてこの周期は長くなり、年齢×1.5日程度が目安と言われています。

 

この時間をかけて肌は新しい細胞に生まれ変わっているのです。
つまり、完全に健康な肌を手にするためには、ケアを始めてからそれだけの時間がかかるということです。

 

この新陳代謝による肌の生まれ変わりの事を「ターンオーバー」といいます。

 

 

ターンオーバーが早まると

健康な角質層は肌を守る役割を果たします。
しかし、洗顔のし過ぎなどで角質層や皮脂を落とし過ぎることで、肌のバリア機能が低下します。
すると肌を守るためにターンオーバーが早まってしまうのです。

 

ターンオーバーが早まると、細胞が未熟なままの角質細胞として表に出てくることになります。

 

未熟な角質細胞は肌を守りきれません。すると、肌のバリア機能がさらに低下し、さらなる皮膚トラブルを招くことになります。

 

具体的には、肌が極度に乾燥してヒリヒリしたり、厚く固くなり毛穴が詰まりやすくなったりします。

 

肌トラブル全般がニキビを呼ぶ

このような様々な肌のトラブルにより、ターンオーバー以外の防御機能も過剰に働きます。
その代表が皮脂の過剰な分泌です。

 

皮脂は肌の乾燥を防ぎ、外部からの刺激を防ぐ役割があるので当然ですね。
こうして過剰に分泌された皮脂は、毛穴から出にくくなりニキビの原因となるのです。

 

つまり、ニキビを治すためには、できたニキビに対応するだけでは足りません。
肌を正しくケアし、生活を正して体を中から健康にすることで肌のトラブルを減らす。
その上で出来てしまったニキビの一つ一つが腫れないように対応していくことが必要なのです。

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